「やりたいかやりたくないか」
「そんなことは興味ない。ここに来たらやれ!!!!」
よく教室で、あまり集中できていない生徒に伝えています。
生徒たちには学校があり、友人関係があり、部活があり、家庭があり、様々な考えごと・悩みごとがあるようです。
ともすると上の空になったり、眠くなったり、そんなこともよくあります。
そんなときは少し寝てリフレッシュするのを待ったり、散歩に行かせたり、音読を勧めてみたりします。
それでもどうしても集中できない生徒や、ぶんむくれている生徒に投げかけるのが、冒頭の言葉です。
普段、すずのきの中高生は、スタッフ側が感心するほど集中して、勉強に取り組んでいます。いくつかの仕掛けは用意したものの、ここまでの空間づくりができたのは"運"が良かったのだと思います。
教室の雰囲気=塾の財産なので、1度出来上がった雰囲気は、よほどのことがない限り保たれます。
全員が優等生のように集中して勉強します。
そんなすずのきの中高生ですが、勉強が好きかと聞かれると、答えは
NO!
です。
家で集中して勉強できるかと聞けば、ほとんどの生徒の答えは
NO!
です。
中高生になれば、勉強は辛抱が必要なことを理解し、強度に違いはあるものの、反復して定着させる努力をしています。
中には、諦めが足りずにノートまとめなどの作業に時間を費やす中1もいますが、そんな取組も成長と共に変わっていきます。
お家で強制力をもって勉強させられれば、それに越したことはありません。長い時間、勉強することができるので。
ですが、ほとんどの生徒には、自宅は誘惑が多すぎる気がします。継続的に、長い時間、集中するということは、大人でも子供でも、とても難しいことだと思います。学習環境というのは、勉強をする上で1番重要かもしれません。
集中できる環境をつくったら、あとは
どこまで成績にこだわらせるか、執着させるか
ここが塾側の勝負どころだと思っています。
今日から2中の結果が返ってきます。
3月から追込んできた生徒たちの結果がとても楽しみであり、不安です。
どの学力層の生徒にも
「勉強はやればできる!」
という自己効力感を植えつけること
それこそがすずのきの大切なmissionなのですが、果たして掴み取ってもらえるかどうか
ドキドキしています。
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