忘れものに対して
小学生にどぎつい言葉でしかった。
「借りるのが得意なんだから、そこら辺で借りてこい」というような。
夜、お母様がいらした。
びっくりして乗り込んでいらした。
まぁ理解できる。
5回や10回なら
まだ淡々と話す。
彼の場合
鉛筆や赤ペンなど筆記用具忘れは
30回や40回は軽く越えている。
勉強しにきているのだから持ってくるべきだと私は思ってる。
子どもたちに何をどう伝えるかは
とても難しい。
結果、改善されればいいと思っている。
家庭の価値観が生徒に投影されるので、保護者を通して改善を目指すことはしていない。保護者から「どういうことですか💢?」と言われることはまれにある。
私は遅刻や忘れものなどについて、あまりにも繰り返す生徒は、震え上がらせて心に刻ませるようにしている。
でないと、成長を待っていても、改善されないことが圧倒的に多いからだ。
他所のうちの子の躾なんて絶対したくはない。私は昭和生まれだが、平成育ち。昭和の頑固親父ではない。
ただ、忘れものや遅刻など、守るべきことを優しく伝えてスルーされ続けると、勉強についての指導もスルーするようになる。
そうなるとただの自習室になり下がり、ご家庭がすずのきに通わせる意味は薄れる。
だから
震えあがらせる。
気をつけていけるように。
目をみて、言葉をぶつける。
動揺するまでぶつける。
心の奥底に届くまで伝える。
そうしてなかば無理やり、すずのきの生徒たちはかわっていく。
全てそうとは言わないが、遅刻する子の親は遅刻する。価値観は皆、様々だ。
忘れものもそうだ。人のを借りればいいと思っているからだ。
重要だと教わって育っていないから、成長を期待して、待っていても
変わらない。
当たり前は、実に様々だ。
待っても変わらないケースがあまりに多く、学習態度は学力に直結することなので、成長を待つのはご家庭に対して、無責任だとも思っている。
ただ
やりたい仕事ではない。
すずのきでは忘れもの防止のため
1人1人に専用ロッカーを貸しています。
大切なお子さまの
筆記用具やノートの
忘れものにご注意ください。
あまりに繰り返すと
しかられます。
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